ベビーカーの基本(用語集)Carry Me Baby ベビーカー大辞典

(ベビーカーを選ぶときよくわからない用語がたくさん出て来ますよね。このページで解決しましょう^^//) 

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本体(フレーム)関連

・両対面タイプ
赤ちゃんをシートに乗せた状態で、赤ちゃんがパパママの方を向いたままでも、反対側を向いたままでも走行できるタイプです。
新生児の頃は景色よりも赤ちゃんの状態を確認したい。や赤ちゃんもその方が安心するだろうという親心から対面可能な両対面式を選ぶご両親が多いです。
しかし、その分重量面や大きさ、折りたたみのしやすさでは大きなデメリットになりやすいです。
この両対面タイプは上記特徴から新生児から利用できるAB型またはA型と呼ばれる型に多く当てはまります。A型などの型については別途項目をご参照ください。

・背面タイプ
上記両対面タイプと違い赤ちゃんはシートに座ったらパパママの逆方向しか見ることはできません。その代わりいろんな景色を見ることができるというメリットもあります。
背面のみの機能のため非常にシンプルな構造で軽量、コンパクトなモデルが多いです。持ち運びのしやすさや収納性などは捨てがたいメリットです。多くはリクライニングがフルフラットにはならないB型に当てはまり、生後6ヶ月からのものが多いタイプです。

・マルチタイプ
トラベルシステム対応と記載されたベビーカーがあることはご存知でしょうか?ベビーカーにチャイルドシートのようなベビーシート(新生児用のチャイルドシート)を組み合わせることによってB型ベビーカーに新生児用や対面対応の機能を追加しましょうというタイプです。このシステムをトラベルシステムといいます。欧州ではとても有名なシステムで大人気です。
B型ベビーカーのコンパクト軽量なモデルに新生児の時に欲しい機能を追加し、大きくなったらその機能を外してB型本来の軽量コンパクトなメリットを活かせるという優れものです。

・2人乗りタイプ(◯人乗りタイプ)
文字通り2人乗る(座れる)ことができるベビーカーです。
直列(縦に)に座れるタイプと並列(横並び)に座れるタイプがあります。
直列タイプは縦つ並ぶのでベビーカーの幅は1人の利用と変わりませんが、並列のタイプは約2倍の横幅になるので電車移動が多い方は選ぶことはほぼ無いでしょう。並列のメリットは2人に同じ景色を見させてあげたいという親心に応えたタイプと言えるでしょう。並列モデルは所見ですが双子のお子様を授かったご両親が利用されていることが多いと思います。

・A型ベビーカー
新生児(生後1ヶ月)から利用できるようにリクライニングが(ほぼ)フルフラットになる型です。特徴は対面式になるものが多く重量が重いですが安定感重視の型になります。B型に比べると大きくかさばることが多いです。安定はしていますが曲がる時に突っかかりを感じたり小回りに難があるモデルが多い印象があります。最近では4輪ともに360度回転するタイプ(コンビで言うオート4キャス)も出てきており、小回り面では改善されてきています。

・B型ベビーカー
A型の反対で新生児から利用はできず6ヶ月(首や腰が据わった頃)からご利用できるタイプです。よってシンプルな構造にできるため軽量、コンパクトなモデルが多くあります。フレームがしっかりしているタイプは小回りがききよく持ち運ぶ方はB型をお勧めします。
ワンポイントアドバイスとしては、軽量すぎるとフレームが弱いベビーカーはお子様を乗せ走行する際に非常に重く感じられます。これは押す力にフレームを伝わる力がうまく前に運ばず多く力を使わなければならないためです。1万円を切るベビーカーに多くこの傾向があります。単に本体が軽いだけだと帰って押す際の重さに悩むことになります。

・AB型ベビーカー
シンプルに書くとA型と同じと考えて問題ありません。A型は寝んねした状態で使用できるベビーカー、B型は首や腰が据わった後の座った状態で使用できるベビーカーです。その両方ができるベビーカーをAB型といいますが最近はA型もAB型も同じようなくくりで製品表記されています。AB型はB型の持つ最大の利点の軽量コンパクト性能をhぼ全ての製品で有していなく、どっちつかずで結局不満が残るモデルが多い所感です。
もう型で表記するのは古い考えかもしれません。新生児〜なのか、6か月から利用できるのかを見るだけで事が足りるところです。実質A型専用と言うベビーカーは今ではほとんどなく、AB型と混同されつつある現在では混乱する表記のように思えます。

・トラベルシステム対応
前述したマルチタイプのシステム(機能)のことです。改めて書くと、ベビーカーにチャイルドシートのようなベビーシート(カーシートとも呼ぶ)を組み合わせることによってB型ベビーカーに新生児用や対面対応の機能を追加しましょうというシステムです。筆者はこのシステムを真のAB型と感じています。B型の良さにA型の機能を追加し、不要になればA型の機能を取り外す事ができます。さらにそのベビーシートは出かけた先の友人宅や実家、飲食店などで大切な赤ちゃんの居場所になり、ユラユラ揺らせば揺りかごにもなります。そして!車のシートベルトで固定する事で新生児用のチャイルドシートにもなります。専用のカーシート用ベースを用意すれば着脱がより簡単になりますが、このベースはコストが高いので筆者はまずこのトラベルシステムの利点を授与し、追加で必要だと思ったら時にコストと相談の上、追加すれば良いと思います。

・自立可能(不可)
折り畳んだ後に自立するタイプのベビーカーです。自立しないタイプは寝かせて置くのでシートが汚れてしまう心配が多くなります。

・ワンタッチ開閉
1アクションで開閉するタイプです。2アクション必要なベビーカーや3アクション必要なタイプが製品として多いです。1アクションで開く機能は全体設計が難しくバランスを考えれば2アクション、3アクションでもとても簡単なのであまりこだわらなくても良いように思います。

・スチールフレーム
スチール=いわゆる鉄です。一般的ですが以降に紹介するフレーム素材よりも安価ですが重量が重くなりやすいです。

・アルミフレーム
一円玉にも使われるアルミニウムで作られたフレームです。軽量ですがフレームの強度を保つためメーカーの知恵次第で良いベビーカーになるか微妙なベビーカーになるかが分かれます。

・カーボンフレーム
最近ベビーカーにも採用されるようになった素材です。その長所はなんと言ってもアルミより軽い超軽量な点です。金属ではなく樹脂で炭素繊維を整形したプラスチック製品(正式名称:炭素繊維強化プラスチック)です。引張り強度が鉄の約10倍で比重は1/4と素晴らしい素材です(比重 アルミ:2.7  鉄:7.8 カーボン:1.8前後)。その他衝撃吸収性にも優れており快適走行にも一躍買う素材です。ただしデメリットはもちろんあります。最大のデメリットは外部からの力に弱く、ぶつけたりしないよう十分な配慮が必要です。この点は滅法弱くこの素材の機能面の唯一の弱点です。価格面で高価であることもデメリットです。

・リクライニング
最大でフルフラット〜直角に座るまでの角度調整のなかで調整できる機能リクライニングと言います。各ベビーカーによってその調整可能な角度が異なります。
新生児から利用するにはフルフラット180°〜150°程が可動範囲に入っている必要があります。あまり角度が直角方向(数値が小い方)に曲がらないタイプだと大きくなったお子様が座りずらく、お子様の姿勢に悪影響を及ぼすなどの心配にもなります。度数が大きい(フラットの)方はお寝んねがしやすい状態にできます。鋭角(直角)になるほど座りやすく前の景色が見やすいので、ある程度お子様が大きくなったら鋭角よりにしましょう。2歳以上になったらリクライニング機能なしでも不便はあまりしなくなると思います。

シート関連

クッション性
ここでは主に赤ちゃんの居心地の良さが関わってきます。柔らかすぎるから良いのではなく、機能面を見ることが大事です。大手メーカーのものを使用する際はクッション性にあまり差は無くあまり気にしなくても大丈夫です。それよりも通気性や選択が可能なのかを見ることをお勧めします。中にはメッシュシートでクッション性は全く無いものの、ハンモックのように柔軟な生地で乗り心地が良いものもあります(クイニーやポキットエア、フラムなど)。それでもふかふか感を求める際は後付けのクッションをつけてあげればことが足りる場合が多いです。

ヘッドレスト
頭のクッションです。中には首が座っていない赤ちゃんの首元をサポートする機能を持つものがあります。必要と思った際に後付けの商品を購入することで取り付けが可能です。

取外し可能(不可)タイプ
ベビーカーの座る座面の布を取り外しできるタイプか、できないタイプかの違いです。取り外しできるタイプはこまめなお手入れをすることができますが、取り外しできないタイプでは軽量のベビーカーが多く、その際は拭き取りにてお手入れしましょう。実際シートを取り外せるタイプでも取り外し取り付けはとても大変です。後付けのシートを取り付けることで解決しましょう。

エッグショック
コンビ独自の衝撃吸収素材の名称です。一部コンビの製品でヘッドレストに使用されています。頭にかかる衝撃を通常のウレタンより多く軽減できると宣伝されています。

ハイシート
一般的な日本のベビーカーは40cmのものが多かったです。最近は48cm以上のハイシートが主流です。地面からの暑い寒いの地熱や埃などが赤ちゃんに届かないようにと設計されています。10cm違うだけでどれだけ効果があるかは少し不明瞭ですが、少しでも良い設計になっていることは間違いありません。

シートパック
ベビーカーのフレームとシートが別売りになっている商品で出てくる名称です。サイベックスのMiosはフレームセットとシートセットで別れており、シートセットのことをシートパックと呼ぶ場合があります。

カラーパック
上記シートパックと同じですが、ベビーゼンのヨーヨーシリーズはこの「カラーパック」という名称を使用しています。

背面メッシュ
赤ちゃんの背中のシート部分がメッシュになっており通気性を考慮しているシートのことです。逆に日差しが当たるととても暑いので、メッシュ部を隠せるような設計になっているものや、タオルを用意するなど工夫をして使用しましょう。

サンキャノピー関連

メッシュウィンドウ
一部がメッシュになっており通気性を考慮しているサンキャノピーのことです。逆に日差しが当たるととても暑くなるので、メッシュ部を隠せるような設計になっているものや、タオルを用意するなど工夫をして使用しましょう。

UPF50+
UPFとはUltraViolet Protection Factor(紫外線保護指数)の略称で、UVカットの世界的基準値です。衣類などの紫外線防止指数で使用されています。50+が最大値で30以上の製品を選びましょう。

以下、準備中です。順次更新していきます。

ハーネス(ベルト)関連

3点式ベルト

5点式ベルト

バックル

フロントバー

バンパーバー

安全バー

車輪関連

シングルタイヤ
ダブルタイヤ
3輪タイプ
4輪タイプ
サスペンション
ブレーキ
オートフォーキャス
ノーパンクタイヤ

付属品関連他
トラベルシステム対応カーシート
カーシート用アダプター
ISOFIX対応カーシート用ベース
レインカバー
カップホルダー
日除カサ
フットマフ
レッグレスト(フッドレスト)
バギーボード
ショッピングバッグ
シート
よだれ防止パッド
ショルダーストラップ
新生児用コット
虫よけネット
ブランケット
サンシェード

安全基準マーク
SGマーク
EN1888-2
CCCマーク
JISマーク
CEマーク

ベビーカーの販売形態
メーカー直接
正規代理店販売
海外正規販売店 代行サービス
並行輸入販売

その他 用語、造語
ストローラー
バギー
シャーシ
ファーストベビーカー
セカンドベビーカー

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